医療・看護・介護

経済的事由による手遅れ死亡事例調査報告と無料低額診療事業の紹介についての記者会見

8月31日月曜日11時から県庁記者クラブにおいて、「経済的事由による手遅れ死亡事例調査報告」と「無料低額診療事業の紹介」について記者会見を行いました。

NHK、KTS(テレビ)、南日本、読売、南海日日(新聞)のマスコミ5社の取材があり、ニュースや記事にて報道されました。

 

 

樋之口洋一鹿児島生協病院院長から、全日本民医連がとりくんだ「2019年経済的事由による手遅れ死亡事例調査」の概要や特徴について報告しました(資料PDFはコチラ)。

 

村上洋平鹿児島生協病院SW(ソーシャルワーカー)からは、鹿児島民医連が報告した1事例(鹿児島生協病院、無保険で受診が遅れた膵頭部癌の患者の事例)について報告し、無料低額診療事業の制度説明、鹿児島民医連での2017~2019までの相談数、認定数報告、県内の扱い事業所などを報告しました(資料PDFはコチラ)。

 

無料低額診療事業は医療のセーフティーネットであること。

病気の治療だけでなく、社会的生活背景に潜む諸問題に着目し、生活保護などの支援につなぐ制度であること。

新型コロナ感染拡大の影響で就労や収入に打撃を受け困っている人が増えていると思うので、無料低額診療事業の必要性がますます高まるであろうこと。

困っている方は遠慮なく相談してほしいこと。

自治体としてももっと積極的に広報を行ってほしいことなどを訴えました。