環境・災害支援
日本や国外でも毎年のように自然災害が起こっています。環境破壊・地球温暖化は健康の社会的決定要因であり、民医連綱領は「環境を守る」を掲げています。
民医連は、水俣病、大気汚染など公害の犠牲となってきた患者さんへの治療とともに、疾病と企業による環境破壊関係を医学的に明らかにして患者とともにたたかってきました。
今日的に五大公害・環境問題と言われている、東京電力福島第一原発事故災害の被害者救済と復興の課題、アスベスト複合・ストック災害の総合的対策、辺野古新基地建設と環境破壊、水俣病の完全な解決に向けた課題、地球環境と石炭火力問題などにかかわっています。
SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓いにしています。
私たちの医療・看護・介護の活動には、環境問題や災害対策も含まれます。
“我々は、貧困を終わらせることに成功する最初の世代になり得る。同様に、地球を救う機会を持つ最後の世代になるかもしれない。”
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」より抜粋