Transitional Year 研修とは

 初期研修の2年間を修了すると、3年目から専門研修にすすむ…。新専門医制度が始まり多くの医師が3年目より専門研修を選択するようになりました。
 専攻医募集は10月頃から始まるため多くの初期研修医は研修開始後1年半ほどで専門研修プログラムの選択やその他の選択を迫られます。しかし、まだ自分の将来像が決め切れない研修医も少なくありません。
 ・「まだ将来の専門科を決められず、初期研修2年間で不足している部分を補うような研修がしたい」
 ・「将来の専門分野で役に立つ他の診療科の研修を3年目でやっておきたい」
 これらの要望に応えるプログラムが民医連にある Transitional Year 研修 です。
 前者であれば、3年目を内科・総合診療を中心に1年間経験する、後者では内科を更に深めて外科系その他の専門研修に進むなど、道はひとつではありません。
 研修内容や年数は、決まったものはありません。医師本人と相談のうえ、カスタマイズしながら必要な研修をつくり上げていきます。初期研修で培った土台をさらに Transitional Year 研修で強固にしながら、その間にゆっくりじっくり焦らず進む道を探しましょう!

こんな方が対象です

  • 将来、地域医療の現場を担える専門医になりたい
  • 専門研修を始める前に、内科の力をしっかりつけておきたい

当院でのTransitional Year 研修の考え方

  • 必要な力を身につけるため、期間や診療科を限定せず研修可能
  • 早ければ後期研修2年目以降から専門研修を選択可能
  • 鹿児島生協病院だけでなく、国分生協病院や奄美中央病院、徳之島診療所などでの地域医療研修も可能
  • 離島診療所の副所長、所長と数年かけて総合診療の現場で、医療活動だけでなく事業所の管理・運営に携わることで管理者としての力量向上を図る研修も可能
  • 本人の希望を基に必要な研修ができるようプログラムを作り上げる

 

イメージ(例)

Transitional Year 研修

 

 

研修実績例

Transitional Year 研修